どろんこ祭り‼︎ 想い④
1年目、2年目を経て、
3年目の今年は『どろんこ祭り‼︎』と名前をつけました。田植えをして、お茶碗を作って、稲刈りをして、収穫祭を開催します。
〝どろんこ〟と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか?
◉ドロに入って田植えをすること?
◉田んぼのなかで、ドロまみれで遊ぶこと!
◉お茶碗といえば土を使うからドロ?
などなど、言葉にすると感想は似たり寄ったりかもしれませんが、それぞれの頭の中のイメージはさまざまだと思います。
森びびの体験から、ドロのイメージをたくさん持ってもらえればうれしいなと思いました。
〝田植え〟はわかりやすく泥の中でイネを植える体験します。
〝お茶碗作り〟は、ひんやりとした心地よい土をこねて、思い思いの器を作っていきます。
〝稲刈り〟は、乾いた泥・土の上を踏みしめて大きくなったお米を刈り取ります。
〝収穫祭〟では、泥の栄養・土の力をたくさん吸い取って大きくなった新米をいただきます。炊き立ての新米ごはんは、泥(粘土)を高温で焼きしめた、自分だけの世界にひとつだけのお茶碗でいただきます。
この流れすべてに、ドロ(土)が入っているんです。
土がなければ、私たちは生きていけません。
作物は全て土から生まれてます。
世の中にたくさんある器も、土からできています。
そして土の中にはたくさんの生き物がいます。
その生き物たちが栄養素を育くんでくれ、作物は大きくなります。器の原料になります。
実は〝土〟というのは、
私たち人間の世界をかなり豊かにしてくれています。
当たり前すぎて気付かないですが、
よくよく考えると土は奇跡的な存在だなと思います。
土があることを当たり前に置いとくのではなく、
土があるから私たちは生かされている。
土のおかげで、元気な身体をいただいている。
そんなことを、どろんこ祭りという名前の雰囲気からでも感じてほしいと思いました。
『答えは一つじゃないこともある』と想い③で書きましたが、
『答えはそれぞれが持っているけれど、想いだけはひとつの方向へ向かってほしい』と、名付けました。
どろんこ祭り‼︎に参加される方もされない方も、
日常のなかに当たり前にある〝ドロ・土〟に
改めて想いを馳せてもらえたらとてもうれしいです♪
続く。
7月4日 陶芸体験募集中♪
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※写真は2年目の稲♪田んぼは迷路みたいで、こどもたちの大冒険でした
TOKONAMESTORE
http://tokonamestore.com/
《陶芸体験について》
この陶芸体験は、【たたら成形】という技術を用いた陶芸体験です。山源陶苑が手がけるブランド「MOM kitchen」で実際に使っているお茶碗型に粘土を押し当てて、好みの装飾を施すことができます。小さなお子様も簡単に楽しむことができる成形なので、ぜひお楽しみにお越しください。(当日、色を7色から選べます)
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