どろんこ祭り‼︎ 想い③
想い①②から、改めて私たちは、
そもそも『答え』ってなんだろう?
ということを考えました。
テストの場合、解答欄は大抵1つです。
文章で回答するときでさえ、書き方に違いがあれど答えははじめから用意されてます。
けれど、体験や経験を通した場合、
答えにたどり着く方法というのは十人十色。
100人いれば、100通りの答えの導き出し方があります。
その『答えまでの道のり』が、実は本当の意味での『答え』を導き出せるのではないかなと思います。
◉先生がこういってたから正しい
◉えらい人にこう教えられたから正しい
◉エビデンスがあるから正しい
◉パッケージに書かれてるから正しい
などなど、これらはすべて、答えのようで、答えではないかもしれません。
『自分でたどり着いた答え』ではなく、
『誰かがたどり着いた答え』を、
『自分の答え』のように感じているだけかもしれない場合もあります。
もし、実体験や経験があれば、『それは本当かな?』と見る目や聞く耳が養われます。
そうすると行動が変わり、自ら調べることでその事実に紐付ける情報を学べたり、新しい興味が増えていきます。
元々は、たった一つの答えを知りたかっただけなのに、どんどん自分の学び・興味が膨らんでいきます。
すると『答えって実は一つじゃないんだ!』と、気付きのあるタイミングがくるかもしれません。
私たちの田んぼは無農薬で、ジャンボタニシとも仲良くしています。
ジャンボタニシは雑草を食べてくれるんです。
一方でメディアでよく見るのは、ジャンボタニシを害虫と言われ敵視されていて、薬を使って駆除することもあるそうです。
ジャンボタニシとは?と、ググれば外来種で害虫という答えが多いですが、実体験を通して、私たちはジャンボタニシが仲間という意識を持っています。
実体験からスタートするような学びは、今の時代は一昔前に比べたらかなり減ったかもしれません。
そして、過程を飛ばしてすぐ答えにたどり着けるからこそ、人の目を気にして、失敗したり間違えたりすることへの恐れも増えた気がします。
だから安易に結果を求めがちだし、
簡単に、完璧を求めてしまっている気もします。
試しては失敗して、
ときには間違えて、
自分に失望して、
あるときは怒られて。
「頑張ったのに、なぜだろう?」
自分の手足を動かした結果だからこそ、改めて顧みることができるのではないでしょうか。
私たちも水管理を失敗してジャンボタニシに一部稲を食べられたりもしました。笑
(頑張って植えたからこそ地味に悲しい(;_;)けどジャンボタニシを倒そうなんて思えず、どうつき合えばよいかな?と試行錯誤の日々です。)
そんなときも、
人のせいにせず、
環境のせいにせず、
自分のなかに再度答えを探って、
また違う道のりを試して答えを探す。
実はこの体験や過程こそが、本当の意味でのワクワクや冒険心・挑戦心につながるような気がしています。
今改めて振り返ると、精一杯がんばっていましたが、1年目の田んぼは、反省の連続でした。(笑)
それも、実体験を続けてきたからこそ、今はその恥ずかしさも笑って言えるようになりました。
一歩一歩学び、歩む、大切さ。
それは田んぼが教えてくれました。
続く。
7月4日 陶芸体験募集中♪
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※写真は2年目の稲♪田んぼは迷路みたいで、こどもたちの大冒険でした
TOKONAMESTORE
http://tokonamestore.com/
《陶芸体験について》
この陶芸体験は、【たたら成形】という技術を用いた陶芸体験です。山源陶苑が手がけるブランド「MOM kitchen」で実際に使っているお茶碗型に粘土を押し当てて、好みの装飾を施すことができます。小さなお子様も簡単に楽しむことができる成形なので、ぜひお楽しみにお越しください。(当日、色を7色から選べます)
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