
どろんこ祭り‼︎ 想い②
実体験はなぜ必要なんでしょう。
『答え』を知ってればいいじゃない。
私たちもかつてはそう思ってました。
人間て、ワクワクが大事なんですよね。
答えを知るまでの過程、
答えに自分でたどり着いたよろこび。
これは本を100回読むより、
たった一回の体験でストンと納得できたりします。
田植えの一年目のお話です。
田んぼに稲を植えて水を入れたらできるんでしょ?
いえいえ、そんな簡単なものではありませんでした。笑
作り方、育て方は調べて知識では知ってます。
けど、
『ええ雑草がこんなに!』
『ええタニシが!』
『ええ、なんかイネが倒れてる⁈』
そこには、ハラハラと苦労の連続でした。
毎日食べてるお米のことなのに、
『お茶碗によそわれて食べる』まで、
こんな色々あって、
こんなにも何も知らないんだ!と驚愕しました。
そんな体験をし、無事成長した稲を収穫したときは、
お米が我が子のように愛おしくなりました。
感謝の気持ちが生まれました。
むやみに残せなくなりました。
大事に食べました。
それはこどもたちも同じでした。
ググって調べてた時よりも、体感としての大切さや苦労も知りました。
けど、この苦労はちっとも嫌な苦労ではありませんでした。
むしろこの苦労を知りたかった。
知ったからこそこのお米を大事にでき、この世の中の素晴らしさに気づきました。
育ててくれる人、農家さんはもちろん、田んぼの生き物への愛情も湧きました。
(かつては蚊も叩けないほどの虫嫌いでした^^;)
そんなこんなは、自らの手足を使ったからこそ芽生えた想いであり、
『田植えとは?』と聞かれたときに感じた、
私たちなりの心からの答えです。
実体験をしければ分からないことは、たくさんあります。
芽生えた想いを少しでも知ってくれる人ができたり、お裾分けできたら、うれしいなと思いました。
そしてそれぞれが感じた『答え』を共有したいなと思いました。
今は答えがすぐそばにあって、
つい何でもわかってる気になってるけど、
『実は本当のことは何にも知らないんだなぁ』
そのことを知ったことだけでも、
すぐ答えを知れる時代だからこそ、
案外大事な気がしました。
続く。
7月4日 陶芸体験募集中♪
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※写真は1年目の稲刈りの様子です♪
※実は田植えより稲刈りの方が面白いんです!笑
※経験したからこそ、これは本当です。笑
TOKONAMESTORE
http://tokonamestore.com/
《陶芸体験について》
この陶芸体験は、【たたら成形】という技術を用いた陶芸体験です。山源陶苑が手がけるブランド「MOM kitchen」で実際に使っているお茶碗型に粘土を押し当てて、好みの装飾を施すことができます。小さなお子様も簡単に楽しむことができる成形なので、ぜひお楽しみにお越しください。(当日、色を7色から選べます)
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